中央連鎖考察一例

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シミュで組んだ何気ない五連鎖ですが、ここに至るまで三箇所ほどの検討、あるいは置き場所の注意が必要です。


iPhoneからの記事作成テストも兼ねてるので雑です。


一応予め言っておくと自分は検討の際ネクストを一切考慮していません。


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6手目


青緑は二縦と三縦どちらにすべきかという話(二三千切りも全然あり)


三縦は黄色の上に青を乗せることで左からの発火を厚めに見ることができる、ネクスト黄色で二ダブ三ダブ決め打ちになりやすい、ルートが確定しやすく右の青発火が辛くなる、など。


二縦は緑の横関係を作れる、色がバラけている序盤での確定を延期できる、ツモによってはスプリットを埋められず青を一つ損する結果になりかねない、など。


方陣戦型はこの手の二択になる場面が多く(abcddaなど)、形によって最善手は異なりそうだが、二縦によるスプリットの悪影響が大きくないのであれば今のところ二縦有利。


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②8手目


最近自分の中で課題となりつつある『無駄な連結による悪影響』の一例。


二枚目が明確な悪手で、この手で左からの黄→青→赤→黄→緑を目指しているはずが、三連結を安易に作ってしまったが故に黄色の置き場所にすごく困る展開となる。


具体的には五列目にしか置くことができず、三列目に置くとほとんどの場合で途中に暴発する。


よって、一枚目の位置関係のように連結させずに置くのが正着で、この場合だと三列目に赤→黄と置くことによって連鎖を繋げることができる。


連結させることによって得られる、短縮や威力増強といった恩恵に囚われすぎて、不本意な暴発や制限を被ることが多いので、連結と分離の適切な選択が求められる。


なお一枚目の画像の置き方は、赤黄→黄緑のツモの場合の十手をとれないので正着手ではなく、四五で千切る方がよい。


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③11手目


発火部分の下側に三連結があることで生まれるデビルハチイチの話。


一枚目も二枚目も一番下までツモを置いてクイックを優先した状態だが、ネクストが黄緑の場合命運が別れる。


勝つのは二縦直置きできる一枚目の方で、二枚目の場合緑を上に千切らないと三連鎖目で暴発し致死に届かなくなる。


これは中央連鎖のもつ性質で、ハチイチを使いやすくなると共にデビルハチイチの可能性も増していることを意識しておかなければならない。


回避方法は思っているよりも難しいが、これも先ほど述べた『無駄な連結による悪影響』に通ずるものがあり、不必要に連結を伸ばす癖、意識などを改善していかなければならない。




以上。