テンプレに拘らないフィールドの使い方(メモ記事)

 

中央不定における新しい置き方というか作り方のメモ。

 

既に他の人はやってるかもしれないけど自分は今までやったことのない手で、割と考えてもよさそうな雰囲気があるので叩き台として記事にしておきます。

 

f:id:amatanatama:20180218004651p:plain

 

中央で割とよくある途中図とネクスト。

 

f:id:amatanatama:20180218184627p:plain

 

オーソドックスなのはこう。

 

f:id:amatanatama:20180218184733p:plain 

 

雑に2ダブ3ダブと4ダブが両立できる。

 

完成図までたどり着くとこの形は最強説があるけど、実際は黄色と緑の偏りに依存していて、赤と紫の偏りに対しては強くない形になりやすい。

 

f:id:amatanatama:20180218184627p:plain

 

特に紫の偏りを考慮した際に、右の紫から発火すると2連鎖目がダブルになるのが致命的で、こいつのせいで連結を頑張って足しても致死に届きにくい3連鎖以上の弱いものが出来やすい。

 

3列目紫からのルートは見れるが紫の上に黄色を乗せる必要があり、元来のルートとの共存がやや難しい。

 

f:id:amatanatama:20180218185413p:plain

 

方陣戦形を使うのであれば、この形(黄色の段差が2段以上)とは雲泥の差であることを覚えておかなければいけない。

 

個人的にこの紫発火はタワーと発火色が被りにくく、基本的に保持しておきたいという考え方があるので、この発火点を保持したまま別ルートとの組み換えができる形を追求したい。

 

紫発火を保持することは至極簡単で、黄色の段差を2つ以上離すために、緑の上に直接黄色を置かなければいいのである。

 

f:id:amatanatama:20180218223704p:plain

 

自分の提案する置き方はこれ。

 

先ほどの考え方に対しての明確な回答になっており、加えて緑→紫→黄のルートを見ることができるので、先ルートと違い緑と紫の偏りを意識しながら組み替えることができる。

 

f:id:amatanatama:20180218225254p:plain

 

必要性はないが2色発火の形を作るならこんな感じ。

 

主に緑→紫→黄→赤緑、紫→緑→黄→紫赤の4ダブのどちらかを狙う。

 

4列目の黄の上に紫と緑、偏った方を先に置いてその色での発火連鎖を速度意識で作っていくイメージ。

 

2色発火を作るのは例えばこの図だと紫発火4ダブ作ったけど紫来なくなったから緑で作るよ(逆も可能なのが2色ハンバーガーの利点で、いつか自分用に記事にまとめる)ってくらいでいい。

 

赤は基本的に3列目にのせておけば何も問題ない。

 

f:id:amatanatama:20180218230152p:plain

 

赤が偏ったら6列目において赤→紫、赤→緑のルートをとることもできる。

 

4ダブを目指すなら6個までは4ダブのパーツとして連結させてもいいかもしれないが、ネクストの赤緑や赤紫が見えたならばこっちが勝る。

 

 

 

この形の長所は、紫発火ができるところ。

 

加えてその後の緑の偏りにも対応できるところ。

 

つまり元来の形に比べて緑紫の偏りに対応しやすい。

 

 

 

短所は明確で、既に4つきている黄色がもう必要ないというところ。

 

フィールドに存在しているL字の露出が広く、無理やり2連鎖分にするとめちゃくちゃ弱い構築になる。

 

この1点の理由がかなり致命的なので、例えばネクスト黄色の場合は元来の34横で2ダブ3ダブか黄色からの4ダブなどを狙い、見えていなければこちらの形などという方法をとるなどの活用法が要求される。

 

 

 

或いは、今の発想を別の局面に応用させることもできる。

 

f:id:amatanatama:20180220085917p:plain

 

abcdbdbdbdの5手目について、基本的には34横置きがされるはずだが、先ほどの形を見据えて3縦。

 

この局面は偏っているのは緑紫であるため、先ほどの短所である黄色の活用の難しさが解消される。

 

また、2色ハンバーガーの構えをとった故に1色必要ない致死連鎖構築もとりやすく、相手にアドが取りやすい。

 

構築難易度が低いのは34横だが想像以上に致死が作りにくく、3縦がはまるのであれば積極的に狙ってみたい手ではある。

 

f:id:amatanatama:20180220092756p:plain

 

ケースはやや異なるが似た発想としてこういう手もある。

 

これも多めの紫を意識した手であるので、定型4ダブと構築はやや異なる。

 

f:id:amatanatama:20180220092719p:plain

 

上に付け足して緑と紫の2色発火が完成。

 

先ほどまでと違い黄色に乗っているのが紫なので、過剰な黄色は5列目等に雑に放ると黄色発火も作れる。

 

 

 

ここしばらくは千切ってでもテンプレ形にはめて良型保持という考え方をしていたが、どうしても速度重視の連鎖(千早勢)に追い抜かれることが多く、同手数発火負けの局面が非常に多かったり、無理にマルチっぽくまとめようとして発火が大きく遅れることが多かった。

 

元々強く意識としてあった『フィールド上の色の偏り』を再確認して、それに適応させた様々な形を引き出しとして蓄えていくことを考えていきたい。

 

 

 

また、この発想のもう一つのデメリットとして2ダブ3ダブなどのマルチ形が減るというのがあるが、理論値上2ダブ3ダブと5連鎖では5連鎖の方が強い(互いに全回収を想定すると2ダブ3ダブの必要量は14手、5連鎖の必要量は10手であり、2連鎖分は4手かけるとひっくり返らない)ので、そこについては特に問題点を感じていない。

 

もちろん4ダブと2ダブ3ダブの共存する形はとても強いが、そこを最終理想形として定める必要はなく、あくまでツモに応じて作る1つのゴールとして認識しておけばいい。

 

 

 

 

 

 

2ダブ3ダブって文にいっぱい入れるとゴチャゴチャしてくるしなんかそれっぽい名称付いてほしい。