中谷さん連鎖について 実用編

 

中谷さん連鎖についての記事は、これがラストです。

 

 

 

自ら弱い弱いといってきたこの連鎖法について考察し、わざわざ記事としてまとめた理由は、この連鎖法を戦形の1つに取り入れているからです。

 

弱い、というのはあくまで初手周りの話で、完成形まで持っていくことさえできれば中谷さん連鎖は強い、とまでは言わずとも、少なくとも弱いということは絶対にありません。

 

迷わず連結が伸びるように置くだけで致死に届き、短縮もできていて、回収率もよく、複数発火が見れる形が弱いといわれると、もうそれは僕の考え方が弱いという話になるので、まあそれは仕方ないということで。

 

 

 

さて、話を戻しますと、中谷さん連鎖は無理して組みに行くと手順がえぐいことになるので、自然に完成形に持っていけそうな形のときだけ組むのがいいですよということになるんですが。

 

 

 

それが、中央不定のaabcツモです。

 

 

 

aabcって普通に正位置がずらしのタワーになるんじゃねって感じなんですけど、今僕が使ってるのは電気イルカさんの初手周り(初手ゾロをネクスト判断しながら寝かせる)なので、下図のような形になります。

 

 

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この形からの中谷さん連鎖の相性がいいので、ツモによっては定型パターンの1つによって使っていくという構築にしています。

 

せっかくですので、ここからの3手目の置き方について自論を簡単にまとめます。

 

 

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まず一番嬉しい3手目はこれです。

 

中谷式ではありませんが、中央不定の中でも派生しやすく、なおかつ強い土台の1つなので、この形の組み方は早めにマスターしておきましょう(のしさんのブログとかにあったはずです)。

 

 

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 いわゆるabcc戦形になるのはこの2つです。

 

これらの形についてはいつか記事にして考え方をまとめようと思っているのですが、とりあえず苦手な場合黄発火の潰しを強めに見て誤魔化したらいいと思います。

 

一応、赤発火と黄発火の両天秤を見る構築を心掛けるとなんとなくそれっぽくなりますので頑張りましょう。

 

 

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方陣戦形になるのはこの2つですね。

 

後者の方は慣れるまで扱いに困るかもしれないですが、見た目ほどややこしくはないので紫の敷き方に注意して定型4ダブにもっていきましょう。

 

 

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ずらし五式になるのはこの形。

 

今までは中谷式を意識して3縦(緑下赤上)にしていたのですが、ずらし五式が組めるのであればこちらでいいと思います。

 

ただ、相手が同ツモで赤発火の参式タワーになっている可能性は高く、それ以上の効率を出せる自信がない場合は避けた方がいいかもしれません。

 

強みとしては参式と違ってスプリットになっていないので緑が遅くても問題なく組めることや、潰しを厚めに考えれることだと思います。

 

 

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残りが全て中谷式になります。

 

この4パターンから、前回までに説明した中谷さん連鎖の基本構築を用いて致死連鎖を組み上げていけば、なんやかんや戦うことができます。

 

もちろん他にも候補手はあるでしょうし、そもそもリスペクト元の電気イルカさんが別の手を使っている(もう少しずらし五式を厚めに見ているイメージ)のでこれが正しいと言い張ることはありませんが、少なくとも不便していないので置き方に困っている人はぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 

 

この記事の真の目的は、中谷さん連鎖の布教ではなく、完成形から行う初手周りの改善、修正です。

 

加えて知っている形が増えるだけで迷わず置ける手が増えるので、自分のようなアドリブ、感覚でなんとかすることが苦手なタイプの人は、ぷよシミュでスタートから組み立てていくだけでなく、ゴールから遡る考察をすると成長に繋がるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

最後になりますが、中谷さんは可愛いので早くSSRをください。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。