左右非対称形における手の差異

 

AGESついに出ましたね!

 

ついに公式の名のもと初代ができて、TLも大盛り上がりです。

 

もちろん僕も買いました! 

 

 

 

 

 

 

ラグすぎて操作できんが。

 

 

 

 

 

 

悲しいかな、無線でのオンラインがいかに無力(うちの回線がそもそもアレ)というところをしっかりと痛感するだけに終わったAGES初日でした。

 

いつもであれば、操作が全くできない時点でやる気を失ってメンヘラツイートして終わるところですけど、S級効果もあって初代自体のモチベは全然残っているので、なんかしようかなと。

 

Twitterにぺたぺた図を張るだけでもいいけど、最近タワー勢の考察やらなんやらの記事をよく見かけるので、なんか対抗して中央の初~中級者くらい対象に参考になったり叩き台になったりする感じのものをポンポンと出せていければなと。

 

 

 

ということで最初のテーマは『左右非対称形における手の差異』。

 

 

かっこつけずにいうと『どっちに置いてもそんな変わらんくね? って感じのやつにも一応違いあるんじゃね?』です。

 

 

 

①abab

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初歩の初歩だけど一応って感じの話。

 

中央では初手abは34横置きなので特にいうことはないとして、問題は2手目の置き方。

 

赤発火のタワーにも青発火のタワーにも持っていくことができ、唐突にあみだくじを引かされるような気になりますが、実際にはこの2つに大きな違いがあります。

 

赤(初手で下側にあるぷよ)発火のタワーだと、必ずタワー勢と同じ発火色のタワーになります。

 

青(初手で上側にあるぷよ)発火のタワーだと、必ずタワー勢と異なる発火色のタワーになります。

 

これは実際に説明するよりも自分で組んでみたらわかると思いますが、準向き、逆向き、そして当然両刀も、回転方向の関係で間違いなく赤発火のタワーになります。

 

一方中央はどちらのタワーも同じ労力程度の操作で好きなほうを選べるので、上記の点を考慮したうえで相手に勝てる可能性が高いほうを選べばいいのです。

 

すなわち、相手よりタワーに自信があれば発火色を合わせるために赤発火のタワーに、相手よりタワーに自信がなければ発火色を外すために青発火のタワーすればいいのです。

 

これを意識すれば、基本的に落とすしかない試合を運によって拾うことができたり、逆に運で落としかねない展開を速度でねじ伏せる展開に持って行けたりします。

 

もちろん途中経過によって結果なんてものはいくらでも変化するので一概にそうとは言えませんが、少なくとも発火色を合わせに行くほうの知識は勝率をあげるために持っていて損することはないと思います。

 

 

 

ちなみに注意点として、ずらしタワー勢は中央と同じくどちらの発火色のタワーにもできる上に、こっちが発火色を外しているのを凝視して次の試合から合わせに来るプレイヤーがごろごろいるので気をつけてください(どっちも中央だけどS級のイルカさんのしさん戦とかでもあった)。

 

 

 

 

 

②魔方陣の横3があるほうとないほう

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めっちゃよくあるやつ。

 

はたして赤下3タテか紫下4タテかという問題で、これについてメモしたくてこの記事を作りました。

 

デフォルト状態の魔方陣だったらほとんど左右対称なのでどっちでもいいと思うんですけど、上図に関しては黄色の横3がある側に寄せるのか離すのかという問題があり、ここに気を付けて構築する必要があります。

 

さて、このあたりが叩き台にしてほしいところなのですが、自分は中央不定に置いて3連結を作るというのはハイリスクハイリターンな行為であると考えています。

 

それぞれについて自分が考えていることを簡単にあげると、リスクが『暴発しやすくなること』と『置き場所の制限がかかりやすくなること』で、リターンが『暴発させやすくなること』と『発火点になること』です。

 

このあたりはおいおい話していくとして、今回の形においてはひとつのリターンである『発火点になる』というリターンを活かす構築にはなり得ません。

 

ですので、いつも以上に2つのリスクーーつまり、黄色の扱いについて注意しながら連鎖構築を行う必要があります。

 

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 さて、話は戻って魔方陣の基本形。

 

この場面で、黄色を置きたい場所とはどこでしょうか。

 

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ベーシックな4ダブや、そこからの発展形となる2W3Wを作ろうと思えば、上の例のように黄色は真ん中より左にあることが求められます。

 

ここに.留意するだけで、問題であった最初の図の置き場所は決まってくるのです。

 

試しに3タテした場合と4タテした場合をそれぞれ比べてみましょう。

 

3タテ

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4タテ

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さあ、どうでしょうか。

 

3タテしてしまった上側の図は、黄色の置き場所に困りませんか?

 

何故ならば、黄色を置きたい場所である左側に、横3の黄色が露出しているのにもかかわらず、黄色の席をキープすることができなかったからです。

 

これによって、右側に置くことになる4列目や、紫の上に置くことになる3列目に置く選択肢しか残りませんが、本来目指している形に比べて連鎖の作りやすさや変化のさせやすさで劣ってしまいます。

 

もちろん、それでも連鎖が組めないわけではありませんが、あらかじめ組みにくい形になる可能性がわかっているのであれば、避けたほうがお得だとは思いませんか?

 

4タテした下側の図にすれば、3列目に黄色の置き場所をキープできている状態であり、先ほどよりも理想図に近づけた形でツモを裁くことが容易になるのです。

 

そして、同じような色の関係性にあるについては、まだ連結していない孤立した状態であり、置き場所の制限ができていない状態なので、5列目や6列目に逃がすことができるので色の置き場所をこの段階でキープしておく必要がないのです。

 

 

 

よって結論として、自分は4タテ>3タテと考えています。

 

 

 

長ったらしい文章だったわりに、まあそりゃそうでしょくらいの結果しか話していませんが、体感的にこっちのほうがいいよねってのをしっかり言語化して理由付けしていけば他の手についてもその改善が応用できますよねって話です!!

 

 

 

『3連結の危険性』についてしっかりと事前に考えておくことによって、将来的に思考せずにおける手を増やし、中央の弱みの一つである『中~終盤の迷い』を潰していきましょう!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

だいたい書き終わった後にタイトルと結論が一切関係なくなるし頭の悪さを露呈してしまう。